静岡・日本平動物園が駐車場を完全予約制に!GWは渋滞ゼロも来園者激減…現地の声と今後の対策とは

雑記

ニュースの要点・概要まとめ

静岡市の日本平動物園では、2025年のゴールデンウィーク期間(5月3日~6日)において、混雑緩和のため駐車場の完全予約制を導入。3200台収容の大型駐車場を事前予約制にすることで渋滞は解消されたが、来園者数は前年比39%減と大きく落ち込んだ。

なぜ予約制に? 背景と狙い

例年GWになると、日本平動物園周辺の道路は大渋滞。地元住民からも「日常生活に支障が出る」との声が上がっていた。
そこで市は「混雑ゼロを目指す」新施策として予約制を導入。公共交通機関やシャトルバス利用の促進も図った。

来園者数が激減…市長の見解と課題

難波喬司市長は「渋滞がなかったことは非常に良かった」と評価しつつも、「来たい人が行けなかったことは問題」と認めた。
予約は前日の23時59分まで、当日予約は無し。
駐車場の予約が1日単位だったため、「数時間だけ利用したい人には不便だった」との声もあり、今後は時間単位の枠設定も検討されている。

現地の声と周辺のリアルな口コミ

動物園を訪れた家族からは「予約が埋まっていて断念した」「渋滞がなかったのは助かる」と賛否が分かれた。
周辺の美容院などからは「時間通りに来店できるようになった」と歓迎の声。観光と生活のバランスが問われる施策となった。

園内の見どころ|レッサーパンダからホッキョクグマまで

 

日本平動物園といえば、レッサーパンダの「風太」系統の子孫や、ホッキョクグマの迫力ある水中遊泳などが人気。
2025年春には双子のバーバリシープやプレーリードッグの赤ちゃんが話題となり、SNSでも「かわいい!」と注目を集めている。

公共交通とシャトルバス利用のススメ

車以外のアクセス手段として、JR東静岡駅から無料シャトルバスも運行。公共交通利用者は混雑を避けて快適に来園できる。
地元では「もっとこの案内が周知されていれば…」という声もあり、今後の広報力が課題。

まとめ

駐車場の完全予約制は、渋滞解消という面で成功を収めた一方、多くの来園希望者を遠ざける結果にもなった。
今後は「混雑ゼロ×誰でも楽しめる」ハイブリッド施策の導入が求められる。2026年以降の改善に期待しつつ、園内の魅力も再注目したい。

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